米国株は経済安定のもと上り続ける

2019 年 3 月 15 日

中米談判の実質的進展、米連邦はハト派立場の傾向、及び中国が経済を刺激する施策をとったことで、投資者の士気を上げ、多くの地域の株式パフォーマンスは年初の勢いを維持している。米国経済は依然と固く、18年最後の四半期のGDP公表は遅延したが、結果は経済が四半期2.6%の上昇勢いを依然と維持していると示した。一月の政府部門が一部クローズし、民衆及び企業に不安を与えたが、経済はリバウンドの傾向を見せ、近頃の米国PMIは55.8まで上昇し、経済は2%の成長を維持していると示していた。一月連邦は市場委員会の会議記録を公表し、米連邦はバランスシート拡大維持の意思を示し、これにて年末量的縮小プロセスを終わりとした。過去二ヶ月、10年期国債収益率は2.7%あたりを維持し、株式及び原油価格はそれぞれ25%と11%リバウンドした。

中国政府は国内経済成長を刺激する施策をとった。通貨の流動性を測る重要な指標の一つである社会融資総額は一月にて新高値となり、政府は地方債発行の速度を速め、インフラ支出のための新しい資金をもたらすだろう。一月公表された融資のデータが経済を刺激するのは下半年をなるかもしれない。また、多くの銀行からの新しいローンは直接実体経済に流れることはなく、その中で増量が一番多いのはポートフォリオ投資となり、非家庭ローン又は企業融資ではなかった。中央銀行は引き続き政策を緩めるが、中米貿易戦緩和につれ、人民元はコントロール可能の範囲で価格が下落し、緩和政策の速度を一定的に遅めるだろう。市場は経済退勢は未来二つの四半期に変化ありと予期し、株式市場のパフォーマンスはとてもよく、CSI300指数は2019年以来21.9%強くリバウンドした。